▮日本のはちみつの実態

●はちみつの国際規格

ハチミツはCODEX委員会により、要約すると以下のように定められています。

‟植物の花蜜、植物の生組織上からの分泌物、または植物の生組織上で植物の汁液を吸う昆虫が排出する物質からミツバチがつくりだす天然の甘味物質であって、ミツバチが集め、ミツバチが持つ特殊な物質による化合で変化させ、貯蔵し、脱水し、巣の中で熟成のためにおいておかれたものである。”

そして、不可欠な要素として下記を挙げています。

・食品成分(食品添加物を含む)を一切加えてははならない。

・はちみつ以外のものを加えてはならない。

・生産や充填の過程で、味・香りに悪影響が無いようにし、異物が混入しないように気をつけなければならない。

・発酵が始まっていてはならない混入した異物を取り除く場合を除き、花粉やはちみつ固有の成分を取り除いてはならない。

当然と言えば、当然の内容です。

CODEX ALIMENTARIUS


●異常な日本のはちみつ

しかし、日本の「はちみつ公正取引協議会」が定めた「はちみつ類の表示に関する公正競争規約」では、加熱したハチミツも「純粋はちみつ」として販売が可能です。さらに、ハチミツ以外の異性化糖液を加えたものを「加糖はちみつ」、臭いや色を取り除いたものを「精製はちみつ」として販売しています。

 

日本のはちみつの基準は、先進国とくらべて非常に低い基準となってしまっています。EUなどでは、「生はちみつ」しかハチミツとして認めていません。